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いまさら聞けない…ランクル”プラド”って??

事務員の佐々木です!
今回はランクルプラドについてです。”プラド”という名前は耳にしたことはありましたが、詳しく知らなかったことを私なりに調べてみたことをまとめてみました。良かったらご覧ください!

プラドの始まりって・・?

 ランクル70が発売された翌年、機動に加え居住性やスタイルなどが重視されるようになったニーズに対応するため、ランクル70から派生したライトデューティー系のランドクルーザー・ワゴン70系「ランドクルーザー70 ワゴン」が発売されました。これがプラドの前身モデルでプラドの始まりです。
本格的な耐久性と走破性を求める「ランクルシリーズ」に対し、乗用車感覚で乗れてオフロードも走れる「ランクルワゴン」という住み分けがされていました。乗り心地の良さ、高速安定性も大幅に改善され、より乗用車に近いモデルとなりました。ボディーサイズは2ドアのみでした。

 

歴代プラド

ランクル70ワゴンからどのように進化していったのか、初代から現行型までをまとめてみました。

〇初代70系プラド〇
初めて「プラド」を名乗った車種が、ランドクルーザー70 ワゴンです。
ショートホイールベース3ドアのみのランドクルーザー70ワゴンに、ロングホイールベースの5ドアワゴンを追加。これを機にランドクルーザーのワゴンモデルに、「プラド」のサブネームが与えられることになりました。
従来からの3ドア車は2列シートの5人乗り、追加された5ドア車は3列シートの8人乗りです。
〇71プラド・・・3ドアのショートタイプ5人乗り
〇78プラド・・・5ドアのロングタイプ8人乗り

 

 

〇ランドクルーザー90系〇
1996年になると初のモデルチェンジが行われ、90系となりました。
70系ランドクルーザー誕生以来、使われ続けてきたコンポーネントを全面刷新。
シャーシにハイラックス・サーフのコンポーネントを使用し、乗用車的な4WDへと方向転換しました。
ボディタイプは初代70系と同じく、3ドアのショートと5ドアのロングが用意され、
3ドアはよりスポーティーに、5ドアは重厚感あるデザインになり、両車のキャラを区別していました。
駆動方式も、パートタイムの4WDからフルタイム4WDへと変わりました。

90プラド・・3ドアのショートタイプ
95プラド・・5ドアのロングタイプ



 

〇ランドクルーザー120系〇

前モデルの90系プラドをベースに、高級感や質感を向上させており、海外市場ではレクサスGX470として展開されました。ホイールベース拡大により居住性が向上し、オンロードでの快適性と操作性も改善されています。欧州向けにデザインされたボディラインは、クロスオーバーSUVとして洗練されつつも、オフロード性能を維持した設計です。オンオフ問わず、走破性を高めたモデルです。

120プラド・・・5人乗り3ドアショートタイプ、8人乗り5ドアロングタイプ
125プラド(120系の後期型)・・・3ドアショートタイプ、5ドアロングタイプ

 

 

〇ランドクルーザー150系〇
そして2009年9月に登場した4代目となる現行型ランドクルーザープラドは、
1996年に登場した2代目以来仕様していたシャシーをハイラックスサーフと統合。
これによって日本市場向けには本具ホイールベースの5ドア車のみとなりました。
2代目レクサス GXのベースモデルでもあります。
海外で販売されている3ドア車は日本市場には導入されず、ロングホイール5ドア車のみの設定です。



 

〇ランドクルーザー250系〇
こちらは現行型2024年に誕生した現行型をフルモデルチェンジした型です。
日本国内向けでは「プラド」のサブネームは廃止されました。
ランドクルーザー70とランドクルーザー300の中間に位置するモデルで、ランクルの伝統を受け継ぐオフロード性能とランクル300と同等のプラットフォームによる高い走行性能を兼ね備えています。

 

ZX(2.8Lディーゼル)

 

 

今回は歴代のプラドについてまとめてみました。
プラドの誕生から現行型まで、見た目もそうですがコンセプトが違い現代のニーズに合わせた性能やデザインに進化していました。現行型はプラドのサブネームがなくなったようですが、旧型のプラドの魅力が伝わっていけばいいなと思いました。
ちなみに女性でも運転しやすいのはやはりショートタイプのプラドですね!
私のお気に入りは78プラドです^^

 

次回はランクルとプラドの違いについて調べていこうと思います!