いまさら聞けない ランクル80とは?

ランドクルーザー80はランドクルーザー60の後継車として発売されました。ランクル80は当時の最新テクノロジーを駆使してオフロード性能が向上しているだけでなく、オンロードでの快適性が大幅に向上しました。今回はランクル80について改めて紹介します。
ランクル80 基本情報
ランクル80はランクル60よりも一回り大きく、大型モデルです。3列シートを備えた8人乗りワゴンと2列シートの5人乗りバンの2種類があります。
エンジンは主に4.5L直列6気筒ガソリンと、4.2L直列6気筒ディーゼルの2種類です。ディーゼルエンジンは新開発で回転の滑らかさや静粛性はガソリンと同等なのに、パワーや燃費はガソリンよりも優れていると言われています。
国産車では初めてセンターデフ付フルタイム4WDが搭載されました。足回りはコイルサスペンションが採用されより圧倒的な走破性を実現し、まさに地球のどこでも走れる車です。
グレードは「STD」、「GX」、「VX」、「VXリミテッド」の4種類が用意されていました。
2度マイナーチェンジがあり、前期・中期・後期モデルがあります。

ウルトラマンカラーとは?
ランクル80は標準色以外にオプション色が用意されていました。
標準色
- ホワイト系 ホワイト
- グレー系 グレーメタリックオパール
- グリーン系 ダークグリーンマイカ
- ネイビー系 ダークブルーイッシュグレーメタリック
- レッド系 レッドマイカ
- ゴールド系 ライトベージュメタリック
オプション色としてツートンカラーが用意されていました。
オプション色
- レッド系 アドベンチャーロードトーニング
- グレー系 フィールドランナートーニング
このレッド系のアドベンチャーロードトーニングがウルトラマンカラーという愛称で呼ばれています。

特別仕様車
ランクル80は様々な特別仕様車が発売されました。
- VXリミテッド Gパッケージ
- アクティブバケーション
- VXリミテッド Lパッケージ
特にLパッケージは当時日本には無かった海外のレクサスから販売されていたLX450の内装・外装を取り入れた豪華仕様で、全国500台のみ限定発売されました。限定500台、豪華仕様ということもありLパッケージはランクル80の中でも人気が高いです。

ランクル60とランクル80の違い
ランクル60より全長と全幅が拡大されていて室内空間の快適性が向上していて、より多くの荷物を積むことができます。ランクル80ではより大排気量のエンジンが採用されていてパワフルな走りをしてくれます。
使用目的
・ランクル60 → オフロード走行、実用的な運搬車両
・ランクル80 → 高級SUV、快適な長距離ドライブ、オフロード性能を維持しつつオンロードも向上している


まとめ
ランクル80の基本情報について紹介しました。ランクル80といってもグレードの種類もあり、年式によってマイナーチェンジされていたりと、種類はたくさんあります。ランクル80が好きな方は当たり前の常識かと思いますが、ランクル80を最近知った方にはどんな車か少しでも伝われば幸いです。
